令和6年4月改正の保育所保育指針変更で変わる保育現場の取り組み
- 未来産業株式会社
- 2024年1月27日
- 読了時間: 4分

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2024年3月26日(火)
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前回に続き、来年度から本格始動するこども家庭庁の大波に合わせて、「児童福祉法」「保育所保育指針」の改正がどのように変わるのかをお伝えしております。
上図は何度かお話ししているこども家庭庁の政策スケジュールです。
前回は「児童福祉法」の改正に関する保育所やこども園と「地域の関わり方の違い」についておつたしました。
今回は、「保育所保育指針」改正で保育現場が変わりることをお伝えしていきたいと思います。
上記は、ベネッセが保育現場での「こども主体の保育」に関する調査結果をまとめたものです。
こども家庭庁では、「グループA」を目指そうと現在、「新保育所保育指針」と「認定こども園(幼稚園教育要領)」の統合を進めています。
そこで、皆様のご存知の通り、保育の「ドキュメンテーション」を保育の管理、マネジメント体制を推奨しています。
私も「ドキュメンテーション」を取り入れている全国の保育園や認定こども園を見学させていただいたのですが、「保育従事者」が「子どもの発達や成長」に徹底的な焦点を合わせるために非常に重要な役割を果たしていると感じています。
特に、法人の雇用する職員の意識が「他がため」より「自己の利益」を発言する割合が多かったり、職員にとって非常に大きな立場(大きな声を出す)に立つ者が居るなど、法人の意思統一にばらつきがある法人や園にとっては非常に有効な視点の持ち方であり、「ドキュメンテーション」を取り入れることによって、話題の中心が子どもの発達、成長となるため、意識の低い職員や新卒の保育レベルが高まる様子、歴史を見聞きすることができました。
法人の意思統一に関しては有効なドキュメンテーションですが、
子どもの成長や発達、本当の意味で「子ども主体」の保育、教育プログラムは(乳児保育中心の施設ではいいものの)ドキュメンテーションの保育マネジメントでは、まだ不足するものがあるように感じます。
このあたりは、「子ども達が成人する後の世界」を想像した「先見の明」が必要であり、無限の数ほど子どもの未来はあるため、今後、独自モデルを開発しやすい環境が待っているようにも感じます。
ですので、良くも悪くもですが未だにGHQの監視下にある文部科学省が何を考えているかを知ることが非常に重要となります。
上記図の出典は「文部科学省 Society 5.0 に向けた人材育成〜 社会が変わる、学びが変わる ~」になります。
色々とあるのですが、一番重要なのは「アクティブラーニング」であり、経済産業省の未来の教室でいう「学びのSTEAM化」がポイントになります。
ここでいう教育方針は、
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1人ひとりがワクワクする感覚を呼び覚まし、文理を問わず教科知識や専門知識を 習得する(=知る)ことと、探求・プロジェクト型学習(PBL)の中で、知識を 横串に刺し、創造的・理論的に思考し、未知の課題やその解決策を見出す (=創る)ことが循環する、学びの教育手法。
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を指しており、言わば問題定義力、問題解決に向けた知識習得力、問題解決能力(行動力)の教育を推進していこうと進めております。
この取り組みにいち早く研究していたのが10年来のお付き合いであるアゼリーグループ様ですが、東京理科大学の教授であり、乳幼児STEM保育研究会理事の川村先生から子どもの発達させるべき脳育をお話しいただきます。
また、アゼリーグループの保育園、幼稚園から未満児と以上児のSTEAM保育の実践事例をお話しいただけます。
ぜひ、無料で参加できるので教育責任者や主任、園長は、文部科学省が推進している小学校以降の教育スタイルの変化を感じ、考えてみてください。
最後に、ご案内ですが、今後の保育園、幼稚園業界の変化、特に「児童福祉法」「保育所保育指針」の改定に合わせた保育実践(保育・教育プログラム)の研修会を行います。
もう10年来のお付き合いになるアゼリーグループ様が主催する勉強会であり、リアルorオンライン開催で無料で研修会を実施します。
私自身も注目している取り組みで「保育所保育指針」の改定や「学習指導要領」の改定に沿った保育実践(保育・教育プログラム)であると感じております。
今回はゲスト講師として、NHKの「チコちゃん」を監修している東京理科大学教授の川村先生をお招きして、小学校入学以降に文部科学省が推進する
「Cociety5.0」「未来の教室」「GIGAスクール構想」
に沿った幼児教育の取り組みについてお話しいただきます。
【開催日時】2023年11月10日(金)13時〜16時半
【参加費用】無料
【参加方法】
1.リアル参加:江戸川区総合文化センター
東京都江戸川区中央4丁目14-1
2.オンライン参加:オンラインシステムを活用した参加
参加方法は後日お送りします。
(インターネットブラウザに上記を貼り付けください)
【主催】AzaleeGroup https://azalee.or.jp/
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