令和7年度こども家庭庁「予算概算要求」の重点計画であるDXとは?
- 未来産業株式会社
- 2024年11月19日
- 読了時間: 4分

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「失敗しない!児童発達支援施設の始め方」研修会開催!
開催日:
①2024年12月26日(木)9時30分から11時00分
②2025年1月14日(火)13時00分から14時30分
③アーカイブ動画配信(いつでも見れる!)
開催地:オンライン(zoomを利用します)
※インターネット環境が必要です
研修費:3,000円/法人
※極力1回線でのご参加をお願いします。
【研修のお申し込み】
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いつもお読みいただき、有難うございます。
未来産業の服部雄太(はっとりゆうた)です。
5月から始めておりました「成熟期時代」「インクルーシブ・多角化推進時代」の幼保経営集中研修が9月24日をもちまして、全日程を終了となりました。
全国48法人54名の理事長・園長・事務部署の方々にご参加いただきました。
ぜひ、来年度の事業計画並びにマーケティング・マネジメント施策としてご活用いただければと思います。
リアルタイムで参加できなかった法人様にとってはアーカイブ配信をしておりますので、以下より確認ください。
【研修のお申し込み】
そして、9月28日は自民党総裁選でありましたがご存知な方も多いかと思いますが、石破氏が総裁となり、日経平均株価の先物相場が2400円の大暴落、、、
岸田総理の考えを継承して、「金融引き締め」の他「キャピタルゲイン課税」と経済に不安要素が高まり、大暴落となりましたが、私たちの幼保業界に関連する「令和7年度予算概算要求」については、8月30日付で第一案が出されていますので、来年の私たちの方向性は既に予算化と政府の実施事項は明確に決まっています。
上図はサマリーになりますが、予算だけ見ると昨年度よりも増加しており、
「おぉ、今年も公定価格は維持されるのかぁ」という印象をお持ちになられるかもしれませんが、令和7年度は同図の上位部分にある4つの分野に予算が投じられており、どちらかというと「新しい仕組みを整えること」に対して、新しい予算が投じられているというのが実際のところです。
もちろん、放課後子ども健全育成事業についても予算増であり、新たに取り組んでほしい事業となっていることから、様々な報酬改定(公定価格の積み上げ)を計画されていますが、令和7年度は子ども子育て支援のシステム構築へ突き進む1年となりそうです。
特に、令和7年度以降、私たちの法人運営に大きく関わる変化といえば「DX化」になります。
園・自治体・都道府県・国が一つのプラットフォームに情報共有しあう仕組みを整えていき、手書きやアナログ、度重なる手間を無くしていこうという取り組みです。
ただ、問題点はICTの次のフェーズがDX化であり、運営システムのICTを導入している施設は4割にも満たないようですから運用に不具合が出ることは始まる前からわかります。
ただ、来年度から「経営情報の公開義務」や「システム間での情報共有」が始まる自治体もありますが、ICTを本格化させていない法人にとっては、苦労することが想定されます。
ただ、今後このDXが開始されると、現在の介護保険制度のように「システム内で運営費を請求する」という流れに変わっていくことが考えられることから早期にICTのシステム運用の知見を持った人財を育てていかなければなりません。
このあたりは、「成熟期時代」「インクルーシブ・多角化推進時代」の幼保経営集中研修のDAY4で『本部機能を一新する手順』についてお伝えしておりますので、ICT化を推進する前に、現場が疲弊しない環境を整えるようにしてください。
【オンライン研修申込はこちら】
特に、令和7年度から先2年は、DX化で苦労する法人様も多いでしょうから「アナログ」から「デジタル」へ変えていく取り組みを増やしていった方が良いでしょう。
簡単なところでいうとDAY2でお話ししたSNS然り、DAY3でお話した採用のクロスメディア広報も然り、全てはパソコンを使い、インプット・アウトプットしていくスキルが求められるため、ぜひ、得意な人財を育てていってください。
次回は、「令和7年度予算案からビジネスチャンスを見出す」というテーマでお伝えしていきます。
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