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保育所、幼稚園運営の拡大・縮小を考えるべき経営判断

  • 執筆者の写真: 未来産業株式会社
    未来産業株式会社
  • 2024年5月10日
  • 読了時間: 6分


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現在、保育園、幼稚園、認定こども園で以下の様な現象はないですか?

☑️コロナ以前より営業利益(事業活動収支)が3%減少している

☑️4月年度初めの0歳児入園数が減少している

☑️保育士有資格者の採用応募が激減している

☑️新入職員がなかなか使い物にならない

☑️新卒入職した職員が5年内に退職してしまう

☑️社歴の長い職員にも関わらず、法人理念と逆境する言動が目立つ


もし、一つでもチェックが入った場合には、

もしかすると「法人のエンジン」を見直し点検する時期かもしれません。


これまで12年間、全国の保育園や幼稚園、認定こども園を1,000施設を超える人気園から不人気園の理事長、施設長を見聞きしてきた中、衰退期に突入する残り2年までに推進してほしい法人経営の集中研修会


DAY1 経営戦略 

2024年5月29日(水)「成熟期までに準備すべき経営資源の確保と経営戦略」


DAY2 マーケティング〜広報戦略〜

2024年6月25日(火)「No.1だけが生き残る成熟期時代のマーケティング戦略」


DAY3 保育士採用

2024年7月25日(木)「保育士不足時代の応募数を最大化する採用活動を公開」


DAY4 組織マネジメント(法人設計)

2024年8月22日(木)「優秀な職員が経営に参画する成熟期時代の本部機能づくり」


DAY5 組織マネジメント(個々の人財育成)

2024年9月24日(火)「選ばれる園となる自ら保育士が成長する人財の育て方」


時間:全日程 13時〜16時半

場所:オンライン研修(インターネット環境)

※当日参加できない場合には、後日配信も可能


研修費 1回単発  1万円(税抜)     5回全参加 4万円(税抜)

対象者 理事長や施設長、次期施設長候補者


【オンライン研修申込はこちら】

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いつもお読みいただき、有難うございます。

未来産業の服部雄太(はっとりゆうた)です。


先日、鹿児島に来ていたハッピードリームサーカスを0歳、2歳の子ども達含めて、家族で見てきました。


シルクドソレイユが日本に来た時には、人間の肉体が生み出す芸術をみたいと思い行きましたが、サーカスとなると自身が幼少期に親に連れて行ってもらった1回くらいしか記憶にありません。



1.支払い金額以上の価値を提供できるか?

演台の1列目の指定席が3400円と知り、行きたいねとチケットをイオンモールで購入しました。

そして、サーカス当日近くにいるコンビニにいくと自由席800円とあり、実際に入場してみると、自由席の方が頭を上に向け、見上げなくてもよいので、800円の自由席でもよかったと内心思っていました。

しかしながら、サーカスを見終えてみると「指定席で見ることができてよかったな」と感じました。

この感情の大きな変化の要因には、

・1時間半という意外に長い時間を飽きずに過ごすことができた。(基本価値)

・設備の入れ替え時には、ゲスト参加型のショーがあり、会場が引き込まれていく(基本価値)

・1時間半の時間様々な演目とアスリート(タレント)が出てきて、集団を作っていることに価値を感じた。(付加価値に感じた)

・最前列で、音響・照明・アスリートの躍動感を生で体感し、一体感を感じたことから声を出して参加していた(付加価値に感じた)


サーカスは2回目とか、常連ではないため、必ずしも「期待」が大きくはなかったのですが、それ以上に「感情が揺れ動く楽しい時間」という結果が得られたというのが、今回の出来事であったため、結果的に「ここまでやってくれて有難う」という意味も含めて、指定席を取って良かったと実感しました。




2.創意工夫する組織づくりの有無が拡大・縮小を左右する

私たち、保育園や幼稚園、認定こども園は、社会的インフラであり、毎日通うため「あって当たり前」「やって当たり前」と思われてしまいがちではあるので、、、「期待」は徐々に大きくなっていくため、「期待を超える結果」という保護者の感情の変化は生み出しにくい状況ではあります。

そのため、乳児は「(家庭では見れない)日々の成長や変化を写真や動画で見せてあげる」ことや幼児期になると「イベント・行事などのアウトプットする機会で子どもの成長を実感できる

この“期待を超える活動を創意工夫している”という機会を生み出すことで「感動」を生み出しているのではないかと思います。

もちろん、へき地や離島は人口減少している所もあるでしょうが、職員と共に創意工夫できる組織を築き上げている状態が出来ている法人・組織ほど、法人を新たなステージへと突き進む必要があるのではないかと感じています。


この“創意工夫”という「努力」や「進化」ができている組織や法人はどんなチャレンジをしようと(タイムラグはありえど)必ず良い結果が出ているというのは色んな法人を見ていて感じる所です。

今回の研修ロゴにもしている親和性の高い「学童クラブ」「児童発達支援」「病児保育」や「障害児保育」「孤独児家庭の支援」は、そのようなチームが整っている状態の法人ほど推進しやすく、自治体に法人から声をかけることで実現しやすい3年間に入っているように感じます。

このようなメールマガジンを読まれていたり、研修にも参加する法人や職員が多いほど、“期待を超える活動を創意工夫する組織”が整っている状況に近く、縮小する市場を迎えるのを待つのではなく、事業拡大のチャンスへ行くべき、行きやすい3年になるかと思います。




3.定量的な側面から拡大・縮小のタイミングを見極める

といっても、「保育士の採用がなかなかスムーズに進まない」「園児数は減ってきており、(単月赤字が夏まで続くが)年間を通すと黒字運営できている」など、既存園の改革が必要なことがあるかもしれません。

私たち、保育園や幼稚園、認定こども園は、社会的インフラの側面もあるため、事業継続は他業界と比較してもしやすい事実があります。

定員変更すれば、損益分岐点が改善するため、地域に子どもが減っている中でも存続しやすいのですが、年間の定員充足率が85%を切っている場合には、定員変更など、事業採算を合わせるための経営の旗振り(定員縮小、認定こども園化、事業付加)をしていくべきかもしれません。

本来ならば、4月スタートで定員充足率85%超でスタートできる広報活動や組織体制を年間を通じて準備していくのが理想でありますが、財務数値からこのボーダーラインを下回ってはいけないというラインについても把握しておくべきです。


このように現在の財務活動から定量的に分析し、中期、長期の経営計画の立案をすべく、5月29日のオンライン研修では、「経営情報のまとめ方のポイント」「経営計画を実現するための仕掛け」をお伝えしていきます。


次回は、法人の人財や能力などの経営資源から「事業付加」する優先順位やポイントについてお伝えしていきます。



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これまで12年間、全国の保育園や幼稚園、認定こども園を1,000施設を超える人気園から不人気園の理事長、施設長を見聞きしてきた中、衰退期に突入する残り2年までに推進してほしい法人経営の集中研修会


DAY1 経営戦略 

2024年5月29日(水)「成熟期までに準備すべき経営資源の確保と経営戦略」


DAY2 マーケティング〜広報戦略〜

2024年6月25日(火)「No.1だけが生き残る成熟期時代のマーケティング戦略」


DAY3 保育士採用

2024年7月25日(木)「保育士不足時代の応募数を最大化する採用活動を公開」


DAY4 組織マネジメント(法人設計)

2024年8月22日(木)「優秀な職員が経営に参画する成熟期時代の本部機能づくり」


DAY5 組織マネジメント(個々の人財育成)

2024年9月24日(火)「選ばれる園となる自ら保育士が成長する人財の育て方」


時間:全日程 13時〜16時半

場所:オンライン研修(インターネット環境)

※当日参加できない場合には、後日配信も可能


研修費 1回単発  1万円(税抜)     5回全参加 4万円(税抜)


【オンライン研修申込はこちら】

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