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成熟期のマネジメントは「現場参画型コアコンピタンス経営」

  • 執筆者の写真: 未来産業株式会社
    未来産業株式会社
  • 2024年6月29日
  • 読了時間: 3分


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現在、保育園、幼稚園、認定こども園で以下の様な現象はないですか?

☑️コロナ以前より営業利益(事業活動収支)が3%減少している

☑️4月年度初めの0歳児入園数が減少している

☑️保育士有資格者の採用応募が激減している

☑️新入職員がなかなか使い物にならない

☑️新卒入職した職員が5年内に退職してしまう

☑️社歴の長い職員にも関わらず、法人理念と逆境する言動が目立つ


もし、一つでもチェックが入った場合には、

もしかすると「法人のエンジン」を見直し点検する時期かもしれません。


これまで12年間、全国の保育園や幼稚園、認定こども園を1,000施設を超える人気園から不人気園の理事長、施設長を見聞きしてきた中、衰退期に突入する残り2年までに推進してほしい法人経営の集中研修会


DAY1 経営戦略 

配信中「成熟期までに準備すべき経営資源の確保と経営戦略」


DAY2 マーケティング〜広報戦略〜

配信中「No.1だけが生き残る成熟期時代のマーケティング戦略」


DAY3 保育士採用

2024年7月25日(木)「保育士不足時代の応募数を最大化する採用活動を公開」


DAY4 組織マネジメント(法人設計)

2024年8月22日(木)「優秀な職員が経営に参画する成熟期時代の本部機能づくり」


DAY5 組織マネジメント(個々の人財育成)

2024年9月24日(火)「選ばれる園となる自ら保育士が成長する人財の育て方」


時間:全日程 13時〜16時半

場所:オンライン研修(インターネット環境)

※当日参加できない場合には、後日配信も可能


研修費 1回単発  1万円(税抜)     5回全参加 4万円(税抜)

対象者 理事長や施設長、次期施設長候補者


【オンライン研修申込はこちら】

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いつもお読みいただき、有難うございます。

未来産業の服部雄太(はっとりゆうた)です。



成熟期時代の保育園・幼稚園・こども園研修会が5月29日から「経営戦略編」がスタートしました。

DAY1は、 「中長期の未来を考えたコンセプト設計」「法人の特長・現状から考える財務戦略と中長期の事業計画立案」「経営システムの確立と年次法人発表の開催」の三講座構成で、

法人が新規事業に取り組んでいく際の「経営計画」から管理者と実行する際の「経営システム」まで時流である「多機能化」「インクルーシブ」の観点から考える1日となりました。

(アーカイブ配信をスタートしておりますので、こちらからお申し込みください。 )

【研修のお申し込み】https://forms.wix.com/f/7007999126906340016


そして実は、27日から1日まで、宇都宮市を中心に、障害者の0歳から亡くなるまでの生活を25年以上支援する社会福祉法人様で現地研修に参加させていただいておりました。

こちらの社会福祉法人様は、保育園や分園などの保育事業をおこなっていらっしゃるのですが、創業が身体障害者の支援から開始した全国でも珍しい法人様で、1週間は創業期から理事長と共に働く管理職6名の方と時間を過ごさせていただきました。

障害福祉は、介護報酬改定と同時に事業の方向性が3年毎に実施されるため、経営基盤が揺るがない経営環境には、

1.利用者の成長(年齢軸)や健康(症状)に合わせたライフタイムバリューを創造

2.(1又は)地域に密着して、沢山の人が利用できるようドミナント展開型

3.明るい姿勢を貫き、 職員の長所進展・短所是正を行う管理職の存在

ビジネスモデル化と管理職が長く働き、進化し続ける育成環境の双方が重要であると感じました。

私たち、保育園・幼稚園・こども園についても

今後、2代先の100年変わらず運営できる状態を整えていくため、大きな変化・転換点を迎えています。

5年、10年、20年前と比較しても、株式会社の保育所が増加、小規模保育が増加したり、 子ども分野の保育や生活面をサポートする事業者(競合)が圧倒的に増えたのは目に見える形でわかることかと思います。

また、そのような中で、 「収支差額の減少」「保育士採用難」「育成しずらい新入職員」と内部環境についてもいずれかで苦労されている法人様が多数派になってきています。

まさしく、これらの現象は、「成熟期」で現れる減少であり、 このまま放っておけば「収支差額(経営力)」「保育サービス力(商品力)」「園児募集(広報力)」「優秀な人財が集まる組織(マネジメント力)」は衰退の一途を辿ります。


これらを防ぐ対策が、 経営環境を「コアコンピタンスに集中」させることです。


コアコンピタンスとは、

他社に真似できない核となる能力。成功を生み出す能力であり、競争優位の源泉となる。

ことを指し、私たち法人の強みを磨き上げることに最も時間を尽くすと言っても過言ではありません。


逆をいうと、「強み以外の能力については外部委託していく」プロセスであり、


例えば、0歳から6歳まで子どもが通園する間で、家庭ではできない体験学習(の回数、時間量、質)を、 最も実施しているところに強みがあるとしましょう。


保育園で働く全職種の従業員が切磋琢磨して、「家庭ではできない体験学習」の新たな機会創造や体験学習の中で感動が高まる設定保育などに時間を費やしている組織と


他方、 処遇改善報告や会計入力、給与計算など事務員や職員が関わって、全集中できない組織を比較するとどちらにアドバンテージが生まれるかがよくわかります。


実際に、病院などの医療業界は、2000年代からアウトソーシングを進めて、経営管理する領域を自身の強みに集中して、RPDCAのサイクルを実施できる環境を整えてこられました。

ただ、保育園や幼稚園、こども園の運営は、関わる先生の質により、子どもの集団生活で変化が生まれる様子が全然変わっていきますし、職員の質を同時に推進する使命が私たちにあります。


この効果は言うまでもなく、園児募集の機会である全体説明会や個別面談、 一時預かりや未就園児教室などの機会に優秀な職員がいると保護者は「他の園と違ってここの園はすごい」と見て、感じてみるとわかるのです。

だからこそ、管理職や管理職候補となる5年から7年目の職員については、コアコンピタンスとなる強みを知り、それを磨き上げるRPDCAのプロセスに参画することが重要です。


上で園児募集(広報)力が高まることをお伝えしましたが、経営に参画している職員の数が増えてくれば、増えてくるほど、組織で大きな変化をもたらす取り組みを行う際に、組織が一体感を持って、違う場所に移動できる大きな力を持てるのが「現場参加型コアコンピタンス経営」のポイントになります。

最後に、今回1週間滞在させていただいた社会福祉法人の理事長より教えていただいたお言葉

学校法人で認定こども園や株式会社で介護事業、一般社団法人でコンサルティングと幅広く経営されている方なのですが、 「スターバックスはなぜ紙コップでコーヒーを出すか知っているかい?」というお話でした。

「スターバックスのコンセプトは、サードプレイスであり、スターバックスはコーヒーという商品ではなく、 第三の家というコンセプトを売っている」

「そこで過ごす環境が大事であることから視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感の細部に至るまで考えられている。」

「仮に、ガラスのカップがテーブルに当たると音が気になり、 中には不快に思う人もいることから紙コップで提供されていた」

というお話でした。


私たちの保育園、幼稚園、認定こども園のコンセプトは何でしょうか?


また、そのコンセプトを入園説明会から進級式、卒園式の園児の成長のプロセスや子ども達が生活するクラスの部屋、園庭、廊下、玄関、遊具やおもちゃ、設定保育に至るまで、コンセプトを感じられるような意味を持していますでしょうか?

これらコンセプトを細部に至るまで、 創造できている園は、成熟期であっても圧倒的な利益率を実現する法人であり、実際に運営されている認定こども園の未就園児(満3歳児クラス)についても約90名の園児が通園されており、コンセプトという考えを文字で表し、相手が理解しやすいように表現することの重要性を実績から教えていただきました。


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これまで12年間、全国の保育園や幼稚園、認定こども園を1,000施設を超える人気園から不人気園の理事長、施設長を見聞きしてきた中、衰退期に突入する残り2年までに推進してほしい法人経営の集中研修会


DAY1 経営戦略 

配信中「成熟期までに準備すべき経営資源の確保と経営戦略」


DAY2 マーケティング〜広報戦略〜

配信中「No.1だけが生き残る成熟期時代のマーケティング戦略」


DAY3 保育士採用

2024年7月25日(木)「保育士不足時代の応募数を最大化する採用活動を公開」


DAY4 組織マネジメント(法人設計)

2024年8月22日(木)「優秀な職員が経営に参画する成熟期時代の本部機能づくり」


DAY5 組織マネジメント(個々の人財育成)

2024年9月24日(火)「選ばれる園となる自ら保育士が成長する人財の育て方」


時間:全日程 13時〜16時半

場所:オンライン研修(インターネット環境)

※当日参加できない場合には、後日配信も可能


研修費 1回単発  1万円(税抜)     5回全参加 4万円(税抜)


【オンライン研修申込はこちら】

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